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PWL-LCA2 倣い加工アタッチメントの使用方法

マスター材で加工する場合
		1、加工材料を予めある程度の所まで手バイトで切削してください。 ※角材からの加工は出来ません。

		2、旋盤のツールレストを取り外すか、付けたままの場合は後ろへ退避させてください。

		3、マスター材を合わせて倣い加工アタッチメントの位置を決めてください。

		4、左画像の様に倣い加工アタッチメントを旋盤に仮取付します。

		固定アタッチメント2個をベッド下から入れて画像の様に取り付けます。仮なのでこの段階でハンドルをきつく締め付けないでください。

		全部組んだ状態だとやりにくい場合は画像の様にベース部分を先につけておく方が楽に出来ると思います。

		5、赤矢印の倣いピンが一番前方の位置に来るように、黒矢印の切削切込みノブを回してください。

		6、セットアップ用バイトを取り付けます。突き出し量を20～40mm程度の範囲にします。（切込みの量が少ない場合は少なく、多い場合は多くしますが基本は40mmで良いと思います） ※突き出し量はスケール等で測定し正確に行ってください。

		7、セットアップバイトをそれぞれドライブセンター側、回転センター側へ移動させ先端と先端の位置が合うところで固定アタッチメントのハンドルを締めて固定します。 ※締め付けると若干ずれる場合がありますので気をつけてくださいこのセットが大幅にずれると仕上がり寸法に影響が出ます。 ※ベース部内側にスケールがありますが目安と考えこのセット方法を行ってください。

		8、セットアップバイトを外してHSS製バイトを装着します。この段階で固定はしないでください。

		9、HSS製バイトをそれぞれドライブセンター側、回転センター側へ移動させ、先端とバイトのスクイ面の高さが同じかスクイ面が若干高くなるように高さ調整をします。画像の①③を緩めて②を回して高さ調整をしてください。高さが決まったら②が動かない様に①を締め付けて固定し、③を締めて下さい。 ※①を締めるスパナはユーザー様でご用意ください。 ※この作業をした場合7の位置がずれる場合がありますので再度確認して下さい。

		10、HSS製バイトを固定します。 6でセットアップ用バイトを固定した数値より5mm短い値で突き出し量を設定してください。（40mmで設定した場合は35mm）これで設定は完了です。

		11、加工材料とマスター材を取り付けてください。

		12、操作方法について ①切削切込みノブ左回り（時計と逆）でバイトが前へ出て切削していきます。右回り（時計回り）でバイトが後退します。 ②左右送りハンドル左回り（時計と逆）でバイトが左へ移動します。右回り（時計回り）でバイトが右へ移動します。
		切込みレバーこのレバーの使用方法はバイトを退避させることです。レバーを引くとバイトが一気に下がりますのでバイトが材料に喰い込んでしまった場合にすぐに退避させるために加工時は常に握っておいてください。下画像の様に急激に落ち込む部分は一気に切削してしまうとバイトが材料に食い込む原因になる為、このような部分では急激に切削しない様に切込みレバーを固定し、少しずつ離して負荷がかからない様に切削してください。レバーの向きは変更が可能です。使いやすい方で使用してください。切込みレバーを引いた状態を維持して切削切込みノブを回すと軽く回せるので早く移動させる事が出来ます。

		13、加工について木工旋盤のスイッチを入れる前にバイトが材料に接触していないことを確認してください。回転数は材料の大きさにもよりますが1000 回転位での加工を推奨します。あまり低回転だとバイトが加工材料に喰い込み原因になる場合があります。切削切込みノブ回して切込み、左右送りハンドルを回して切削を開始してください。

		切削切込みノブを一度に沢山切込むとバイトが材料に喰いつき仕上がり悪くなったり削りすぎてしまう場合があります少しずつ慎重に加工してください。

		倣いピンがマスター材にあたり切削屑がでなくなれば加工終了です。

		14、細長い材料を加工する場合長さ500mm以上、加工径が50mm以下の場合は別売の振れ止めを併用してください。（2個以上推奨）倣いピンのスプリングの力でマスター材が歪み正確にトレースできない場合がある為、画像の赤矢印の様にあて木をしてください。